農園主 赤松 義成(アカマツ ヨシナル) 私は、以前は国際的に企業経営や経営コンサルタントをしていましたが、11年前に長男を亡くし、家族のために国際ビジネスをリタイアし、メーカーや教育ビジネスを営みながら、地域貢献や地方創生、若者の活躍支援をしています。 農業ではアマゾン全国農産物売上1位や、農業改革などの実績も持ち、農業と地方創生を両立することで農家の誠意や頑張りが報われ、次の世代に引き継げる農業の実現を目指しています。 |
![]() コンパニオンプランツや微生物などの自然力を活用して病気や害虫を防ぐ |
沖縄は温暖なので虫も病気も元気ですので、消毒はお酢を使うなど人体に害のないものを使用 |
![]() 沖縄は全国有数の年間日照時間があり、紫外線も超強いので、植物の抗酸化成分を豊富に育てる |
植物は生き物ですので、徹底した風・光・温度・湿度を管理して植物が快適に育つ環境を作る |
古くなった葉や茂り過ぎた葉かき、実らせ過ぎない摘花・摘果などこまめなお世話によって苗の力を生かして育てる |
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🥭アップルマンゴー 果皮が赤色のマンゴーを総称してアップルマンゴーといい、代表的な品種は当園が提供しているアーウィン種です。 アップルマンゴーはオレンジ色の果肉で、濃厚な甘みのある味わいが特徴です。 旬は7~8月で、果皮がりんごのように赤くなり、全体が柔らかくなり、甘い香りがしてきたら食べ頃です。 なお、アップルマンゴーは生産地や品種によって大きく値段が変わり、加工用の安いものは1個数百円から、贈答用の高いものは1個数万円するものもあります。 ・抗酸化力★★★★ ・糖度★★★★ 14~17度 ※他と比較するとイチゴ8~15度、メロン13~18度、モモ12~15度 ・効果:①夏バテ予防、②貧血予防、③免疫力アップ、④目の健康、⑤シミ・しわ予防&美白 ・食べ方:豊かな甘みと香りがあり、ジューシーな食感ですのでそのまま食べても絶品スイーツです。その味わいを生かして他の食材と組み合わせてマンゴースイーツとして食べるのもおすすめです。 |
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🍍サンドルチェ 正式名称を「沖農P17」といい、2015年に種苗法に基づき登録出願、2017年に品種登録された、沖縄限定の新品種です。 「サンドルチェ」という名称は沖縄県が取得した登録商標で、Sun(太陽)とDolce(甘美な)からなる造語です。 大きな特徴は、糖度が19度以上で、酸度0.64%と、パイナップルの中でも最高に甘く、おいしさにはずれがない品種です。 ・抗酸化力★★★★ ・糖度★★★★ 19度以上 ※一般的なパイナップル14~15度 ・効果:①アンチエイジング、②皮膚や粘膜、目の健康を維持、③疲労回復効果、④便秘解消、⑤ダイエット効果 ・食べ方:とても甘いのでそのまま食べても絶品スイーツです。その味わいを生かして他の食材と組み合わせてパイナップルスイーツとして食べるのもおすすめです。 |
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🍌アップルバナナ アップルバナナはハワイ原産のバナナで、皮が薄く、剥いた時に広がるりんごのような爽やかな香りが特徴のバナナです。 モチモチとした食感と熟成具合で変化する甘味と酸味が楽しめます。 栽培が難しく日本での生産が少ない希少価値の高いバナナです。 全体が黄色になった頃からが食べ頃で、黒っぽくなると甘みが増し、酸味が減り、ほのかにリンゴのような味がします。 ・抗酸化力★★★ ・糖度★★★★★ 25~37度 ※一般的なバナナは20~21度 ・効果:①青めのバナナ:便秘解消に効果的、②黄色バナナ:美肌促進に効果的、③熟した茶色バナナ:免疫力向上に効果的 ・食べ方:ダイエットしたい方はダイエット時に食べましょう。バナナの糖質は約20分で体内に吸収されて持続的なエネルギー源になり、運動後30分以内に食べれば筋肉を補修し疲れを癒やす効果があるので運動や筋トレをする方はその前後に食べましょう。焼きバナナにすると糖質の一種「フラクトオリゴ糖」が約20%も増えて甘みととろみが強くなり、善玉腸内細菌のビフィズス菌のエサとなって腸内環境を整えてくれます。冬場など体が冷える時期は焼きバナナを食べることで腸が温まって活発になり、免疫力向上の効果も期待できます。赤ちゃんの離乳食にも最適です。 |
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🍊シークワーサー 収穫はじめの9月頃からは緑色の果皮で酸味があり、冬になると熟した果実は黄色くなって甘みが出ます。 同じ柑橘類のミカンの生産量(75万トン)と比べると20分の1しか生産量がなく、生産面積はみかんの100分の1と、実は希少な果物なのです。 和名では「ヒラミレモン」と呼び、沖縄の方言で「シー(酸っぱい)」、「クヮーサー(食べさせる)」を意味しています。 沖縄では在来柑橘として古くから人々に親しまれている果物で、昔は芭蕉布の染み抜きや、繊維を柔らかくする材料としても使われていました。 ・抗酸化力★★★★ ・効果:①記憶力・認知症予防、②糖尿病・生活習慣病予防(血糖値抑制)、③アレルギー症状予防・花粉症対策、④風邪予防(インフルエンザ)、⑤美肌・美白対策、⑥肥満予防・ダイエット、⑦がん予防、⑧高脂血症改善、⑨リウマチ予防・改善、⑩冷え性体質改善 ・食べ方:完熟=そのまま食べてもおいしい、青切り=焼き魚や揚げ物や刺身にかけたり、酢の物にしたり、醤油と合わせてポン酢を作る |
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🍃月桃の葉 月桃とは、ショウガ科ハナショウガ属(アルピニア属)の多年生常緑草本です。 沖縄県ではサンニンと呼ばれ、そのほか、シェルジンジャーともいわれます。 花言葉はさわやかな愛で、赤ワインの34倍ものポリフェノールが含まれ、抗酸化作用も注目され、石けん、化粧水、健康食品、ハーブティー等々広く活用されています。 月桃の繊維からつくられた壁紙や障子紙などの和紙もあります。 月桃のエッセンシャルオイルは、アイスクリームのフレーバーとしても世に出ており、注目されています。 ・抗酸化力★★★★★ ・効果:①強力な抗菌作用、②肌を引き締める、③新陳代謝を高める、④肌を活性化させてシミ・シワ改善、⑤リラックス効果、⑥消臭、⑦防虫効果 ・食べ方:月桃の葉を適当な大きさに切ってそのまま使うか、2~3日天日干しさせてから鍋に入れて弱火で煮だし、沸騰したら3分~5分ほど弱火で煮立て、でき上がった月桃茶をそのまま飲むか、冷蔵庫で冷やしてアイスティーにしておいしく召し上がるとよいです。種でもお茶が作れます。他の使い方としては、葉を細かく切って香り袋を作り、タンスの中に入れて防虫剤にしたり、虫を発生させたくない場所に生の葉を置いて、しっかりと防虫することもできます。 |
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🐐ヤギ製品(ヤギヨーグルト、ヤギチーズ、ヤギ肉、ヤギジャーキーなど) ヤギは、西アジアの山岳地帯にいた野生のヤギを、家畜として飼い馴らしたものと考えられています。 日本へは肉用ヤギが700~800年ごろに入ってきて、九州や沖縄の島々で、自家用に飼われていました。 とくに沖縄では今でも「ヒージャー」とよんで親しまれており、ヨモギをたくさん入れたヤギ汁、ヤギ刺しなど、数多くの料理法があります。 ヤギ乳は栄養豊富で消化がよいこと、牛乳アレルギーの人も飲めることなどから、そのよさが見直されてきています。 ・効果:①消化促進、②血行促進、③目の健康、④代謝促進、⑤美肌、⑥動脈硬化予防、⑦骨粗しょう症予防、⑧貧血予防、⑨抗酸化、⑩がん予防、⑪ストレス軽減(栄養素だけでなく、ヤギと触れ合うと平均80%のストレス値が軽減されたヤギの癒し効果実証結果あり(笑)) ・食べ方:ヤギのミルクやヨーグルト、チーズは栄養価が高く、牛乳アレルギーの人でも召し上がれます。ヤギは肉をそのまま刺身で食べることも、ヤギ汁を作って食べることもできます。 |